12年ぶりに京都の紅葉を見てきました。今年の紅葉は寒暖の差があまりなく色づきもいま一つの年ということでした。
初日は2時近くに京都に到着、宿泊する東急ホテルに向い、近くの西本願寺にある新選組宿舎だった「太鼓楼」を見ながらチェックインした後、
小休憩してタクシーで鴨川を渡りながら、ねねと秀吉の寺として知られる「高台寺」に行きました。ここは昼間も良いですがライトアップが有名で最初にチケットを確保して遅めのお昼を近くのお店で済ませ、
ライトアップが始まる5時近くになって行くとチケットを買うために並ぶ人々が長い列を作っていました。
列に並ぶことなく入ると昼間から入っている人もいるのか大勢の人がいて、今年はプロジェクションマッピングも行われてさらに人出が出ていたようです。
池面に映る紅葉を楽しんだ後、次は「清水寺」に向いました。こちらは昼間入っても一度外に出され、夜の部は別にチケットが必要でした。
自分たちは三年(産寧)坂を通って向いましたが、清水寺に真正面から行く通りに合流する前から人の渋滞でチケットを買うまで30分以上は並んだと思います。まだ早かったのでそれで済みましたが…。
清水寺のライトアップは定番中の定番となっており、とにかく大勢の人が訪れていて、写真撮影で立ち止まらないでと言われても動く気配がないところがあったりと、諦めて足早に帰ってきました。
2日目はホテルのシャトルバスで駅に行った後、終点の「銀閣寺」行きのバスに乗りました。
銀閣寺は紅葉情報では見頃過ぎで迷いましたが、せっかくなので入ってみるとなかなかいい感じでした。
この後「哲学の道」を南下しながら、途中の「法然院」に寄ると偶々彼岸会という催しがあり、
東日本大震災の法要があって、有料の会費制ですが、お茶とお菓子を頂いてきました。
「哲学の道」を歩き終えて次に向ったのは、古今集に「モミジの永観堂」と詠まれた「永観堂禅林寺」、数ある京都紅葉名所のなかでも、ひと際紅葉の美しさで知られています。
この時期は大勢の人々でごった返していて拝観料もこの時期だけ1000円となっていました。
続いては「南禅寺」、ここは三門や庭園が有名ですが、境内に立つエキゾチックなレンガ造りの疎水橋「水路閣」だけ見て終わりました。
最後に京都駅まで戻ってから駅前の「京都タワー」にも登り京都の街並みを見て、清水寺のライトアップが始まる頃まで待って、夕食を食べてからホテルに戻りました。
最終日の3日目、この日もホテルのシャトルバスで駅に行った後荷物を預け、バスで「北野天満宮」に向いました。
ここは学問の神様・菅原道真公 をお祀りした、全国に一万社以上あるといわれる神社の宗祀(総本社)ですが、2015年のJR東海「そうだ京都、行こう。」キャンペーンに選ばれ注目されました。
豊臣秀吉が築いた遺構「御土居(おどい)」のもみじ苑が最初に公開されたのは2007年だそうで、埋もれていた紅葉の名所として注目を浴び始めたようです。
次に向ったのは足利将軍の菩提寺で歴代将軍や徳川家康の木像のある「等持院」、ここの庭園の紅葉もなかなか見事でした。
最後に向ったのは方丈南側の枯山水庭園(史跡・特別名勝)が石庭として名高い「龍安寺(りょうあんじ)」、ここの紅葉も素晴らしかったです。
ちょうどお昼時で境内にある西源院という処で湯豆腐と精進料理を頂きました。食事をしながら見る紅葉もまた格別でした。
帰りは近くの立命館大学入口まで歩きここからバスで京都駅に戻り、お土産を買って帰路につきました。
本館:HARUのフォトギャラリーに撮った写真をアップしていますので是非お訪ね下さい。